【ディズニー豆知識】ミッキーマウスの雨男伝説

豆知識

こんにちは。おぴんちょすです。

今回はネットを賑わせているちょっと愉快な話をひとつ。

2023年4月15日、東京ディズニーランドは開園40周年を迎えました!おめでとうございます🎊

そんなおめでたい日ですが、天気はあいにくの雨…

パレードも中止となり、SNS上では残念がる声も多くみられる中…「Dヲタ」と呼ばれるディズニーヲタク達の間ではあいつぐ「やっぱりね」「さすが」「安定」などの声。

まるでこの日に雨が降ることがわかっていたかのようです。

なぜDヲタ達がこの事態を予測できていたかというと、ミッキーマウスが超がつく雨男ということで有名だからです。

今回はこの、「ミッキーマウス雨男説」について、実際のエピソードも交えながら紹介していきます!

ミッキーは超雨男

ミッキーマウスが雨男と呼ばれてしまう理由はすばり、ディズニーリゾートの節目の日に高確率で雨が降るからです。

今回のような開園記念の日はもちろんのこと、季節のイベントの初日や最終日にも高確率で雨が降ります。

イベント最終日に雨が降ってしまったために、ショーやパレードの公演が中止になって見納めができなかった、なんていうのは決して珍しい話ではありません。

Dヲタは口をそろえて「ミッキーが張り切ると雨が降る」と言います。笑

雨だった特別な日一覧

具体的に、これまでどんなイベントの日に雨が降ったかを一覧にまとめてみました。

年月日イベント名イベント実施備考
1983/04/15東京ディズニーランド
グランドオープン
セレモニーの開催場所を変更
(城前→ワールドバザール)
1998/04/15東京ディズニーランド
開園15周年
不明
2001/09/04東京ディズニーシー
グランドオープン
2003/04/15東京ディズニーランド
開園20周年
不明当日のみのスペシャル
グリーティングが
あったもよう。
2006/05/07「ポルトパラディーゾ・
ウォーターカーニバル(シー)」
最終公演
シー開園時から公演していた
ハーバーショー
2008/04/07「ディズニー・ドリームス・
オン・パレード
”ムービン・オン”」
最終公演
×ランド開園20周年記念の
デイパレード
2008/07/08東京ディズニーランドホテル
グランドオープン
2009/04/14「ジュビレーション!(ランド)」
停止バージョン最終公演
停止無しの雨バージョンに変更
2011/04/23震災の影響で中止していた
夜間営業の再開初日
2014/09/07レジェンド・オブ・ミシカ
最終公演
Dヲタの中で語り継がれる伝説
※後述
2017/08/31 「ディズニー夏祭り(ランド)」
「パイレーツサマー(シー)」
最終日
複数回公演の中の
一部公演が中止
2018/04/15東京ディズニーランド
開園35周年
セレモニーの開催場所を変更
(城前→ワールドバザール)
2018/06/06「ファッショナブル・イースター
(シー)」
最終日
グリーティングに変更
※ランドはイースター
イベントは無し。
2020/07/01コロナ禍による休園からの
営業再開の初日
2023/04/15東京ディズニーランド
開園40周年
開園前予定だったセレモニーが
開園後に変更。
パレードは中止。
2023/09/15「スプーキー”Boo!”パレード(ランド)」初日×4年ぶりに停止&ダンサーが復活にも関わらず、パレードの1時間前から激しい雷雨。
実施の有無が不明なショーについては現在調査中

自分の記憶や噂をたよりに、浦安市の過去の気象データ記録や実際の当時の映像などを調べながらまとめてみたのですが…これで全てではないと思います。

これだけ雨天に愛されてしまっては、ファンから「ミッキーは雨男」と言われてしまうのも納得です。

「30周年の日は雨」との情報を多数見かけたのですが、30周年記念日にあたる2013年4月15日の浦安市の天気は終日晴れでした☀

「レジェンド・オブ・ミシカ」最終日の伝説

2006年7月14日から2014年9月7日まで、行われていた水上ショーである「レジェンド・オブ・ミシカ」。

今現在でもファンの多いショーのひとつです。

ショーのあらすじ

むかしむかし、ドラゴンやユニコーンなどの神話の精霊たちは、この世界で人間たちと共に暮らしていました。

彼らと共に人間たちは音楽を奏で、踊り、平和に暮らしていました。

ところが、人間たちの間に争いが生まれると世界から音楽が消え去り、精霊たちは自分達が元々いた世界である”ミシカ”へと帰ることとなりました。

精霊たちは人間たちの心が再びひとつになる日がくることを願い、その日がやってきたら自分たちに再び呼びかけて欲しい、と”ミシカ”へとつながる門の鍵をこの世界へ残していきました。

時を経て現代、ミッキーや仲間たちがこの”ミシカ”へとつながる門を開くためにメディテレーニアンハーバーに集います。

その場に居合わせたゲストたちにも協力を呼びかけ、みんなで音楽を奏でると・・・

およそ8年にもわたる公演の最終日となった日は、朝から雨模様。

強風にも見舞われ、雨バージョンへの変更はおろかショーそのものの中止も充分に可能性がありました

早朝から多くのゲストがパークへと足を運んでいましたが、状況は絶望的。

ゲストはもちろんのこと、キャストさん達も、その場に集う全ての人達が天候が良くなることを願ったはずです。

ショー開始の1時間ほど前になると、不思議なことにそれまで吹き荒れていた雨風が止み始めます。

それどころか、なんと雲のすき間から青空まで見える程にまで天候が回復。

まるで物語の中の出来事のような状況に、「奇跡が起こるかもしれない…!」と、会場内の期待が高まります。

開園から雨が止むまでは約7時間。

この日は朝イチで入園してそのまま地蔵を開始しないと場所がとれなかったので、悪天候の中こんなに長時間地蔵するのは体力的にも精神的にもかなり過酷だったはずです。

キャストさんたちが、雨に濡れたステージを必死に拭いてショーが行えるように準備している姿やショーに使われるパージ(船)や楽器がハーバーに顔を出しめる様子、ひとつひとつに涙するゲストたち。

会場にいる全員の祈りが天に届いたかのような奇跡の中、無事にショーは完全版にて終幕

「人間のこころがひとつになった時、再び”ミシカ”の門が開かれる」というショーの物語が現実になったかのような感動のフィナーレを見届けた人たちは、いつまでもいつまでも拍手をしていたそうです。

この日の様子はTwitterでリアルタイムで見守っていたのですが、現地にいなかった私も感動して泣きました。

まとめ

いかがでしたか?今回はディズニーファンからミッキーが雨男と呼ばれてしまう具体的なデータと、代表的なエピソードについてご紹介しました。

私はミッキーが雨男だと知ってからは、イベントの初日や最終日が雨予報になるとがっかりよりも先に「あ、ミッキーが張り切ってるな」というほほえましい気持ちになれるようになりました!

今後もミッキーが雨男伝説を作ってくれるのを楽しみに見守ります。笑

長くなりましたが、最後までご拝読ありがとうございました。

それでは、素敵な旅のひと時を。いってらっしゃい!

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